白と黒は自然界には存在しない色。
こんにちは。
プライベートサロン・ムエズィーです。
早いもので、5月も終わります。
異例の10連休もあったりして、何かとお忙しい月だったのではないかと思います。
そんな中、皆さまのお身体の調子はいかがですか?
まだまだいける、と頑張られる方が多いように感じますけれど、
もっと頑張れるために、リラックスできる時間をお作りくださいね。
今後の為に、ムリは禁物です。
先日、中学校時代の同級生の淹れるコーヒーが美味しい!とウワサを聞き付け、行ってまいりました。
銀天街の裏路地にある、セラヴィというお店です。
同級生が活躍しているのは、良い刺激を受け、励みになります。
丁寧に淹れてくれたコーヒーがまた美味しいんですよ。本当に。
昔からジェントルマンだった彼は、更にジェントルになっていて、夕方に行ったのですが、すぐに満席になってしまいました。
お父様の代からの老舗喫茶兼、コーヒー豆販売店。
美味しいコーヒーを味わいに是非。
さて、最近。
『 白い巨塔 』再マイブームなんです。
少し前にテレビ朝日系列でも放映されてまして、懐かしい気分になって、改めて唐沢寿明さん版を観直しました。
唐沢さん版は、2003年にフジテレビ系で放映されたそうです。懐かしいはずだわ。
2003年は、まだまだお子ちゃまでしたので(脳内が。)今になって観ると、原作者・山崎豊子の描く男性はどの方も自分の欲に真っ直ぐで、女性がしたたかで賢く潔い。
過去、山崎豊子の別の作品を読んでいた時がありますが、この方の書く人物は、どの方も魅力的で。
心を揺さぶられ、勇気が貰えます。
唐沢さん版のドラマも、原作にとても忠実に作られていて、それぞれの俳優さんが丁寧に演じられて、すぐに入り込むことができました。
舞台は大阪の大学病院。
当時社会的に問題にもなった病院内での行き過ぎた権力争い、医療ミス、それに伴った患者遺族側との泥沼裁判を描いた作品です。
この年齢になってやっと内容がより理解でき、世の中は物事をつい全て勧善懲悪という計りで見てしまいますが、
人と人との関わり合いの中で生じてしまう摩擦は、必ずしも明らかな善や悪は無いということを、改めて感じました。
人が関係する物事には必ず理由や感情、欲という裏があり、その裏の所を知らなければ、他者が無責任な事は言えないのではないかと。
何事にも理由があり、当事者本人でなければ分からないこと。
あくまでわたしの主観ですが。
そう深く慮ることができた、有意義なドラマでした。
人の心や本当の気持ちなど、その人にしか分からないわけで、他人はその人から伝えられない限りは、過去自分の経験や聞いてきたことから推測して関わるしか無いのですが、歩んできた人生の違いから、そこにズレが生じてしまうわけで。
これはわたしの仕事にも大きく関係しており、なるべく自分の気持ちは正直に伝えられるよう、お客様にもなるべく伝えていただけるよう、人として真摯に誠実に生きて、信用して頂ける深さを持ちたいと、そこまで考えてしまいました。(笑)
そこまで考えさせられる内容なのです。
山崎豊子作品。
昔あるお客様に、「優しさってなんでしょうね」と聞かれたことがあります。
いまだ、心に残っていて自問自答している質問なのですが、
今少しわかったことは、
優しさって、強さなのかも、という所まで。
そんなこんなで、
よく考えた数日間でした。
皆様の思う、優しさを今度聞かせてくださったら、と思います。
個々思う優しさの定義について盛り上がれたらな、と思います。
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月のように、いつまでもあなたのそばに
プライベートサロン・ムエズィー
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